2023-24ジャクエツ_総合カタログ
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003052002051001)xl(05度照前眼の光用作ンニトラメ人工光の点灯イメージ8:000日中の長い時間を施設内で過ごす園児にとって、照明環境が生体リズムに及ぼす影響は大きいです。目に入る光の量と質をコントロール(制御)することで、子どもたちの生体リズムを整え、睡眠の質を高める手助けをする照明システムをご提案します。時間とともに明るさを落とした温かみのある色に変化朝は明るく活動を促す光午前中は明るく点灯し、午後から夕方にかけて明るさを落とし、温かい色に変化させることで、夜間の睡眠に向けたリズムをつくります。外光センサー外部の天候を感知マスター機器天候と時刻に合わせて光を調光天候の良い時Point子どもにあわせた光の設計専門家の監修のもと、空間の輝度や照度を計算する専用の照明解析ソフトを用いて、子どもの目の高さの眼前照度を検証し、照明システムを設計しています。10:0012:00夕方は落ち着いた温かい光照明器具天候の悪い時時間14:0016:0018:00419照明システム子どもたちの光環境を整える照明生体リズムを整える照明システム照明システムの仕組み外部に設置する外光センサーによって、屋外の照度を測定し、自然光の採光条件の違いによる室内の明るさを推定します。それを踏まえて、照明の明るさや光のスペクトルを自動に調整し、天候と時刻に応じた適切な制御を行います。生体リズムとメラトニン人は太陽の光の影響により、自然と朝になると目が覚めて、夜になると眠くなります。このように人が生まれながらにしてもっている生体リズムには、メラトニンというホルモンが大きく関わっています。メラトニンは、自然な眠りを誘う作用があるため、「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。どうして光環境が大切なのかメラトニンの分泌量には、目に入る光(刺激)が強く影響しています。日中(特に午前中)は、適度な光刺激によってメラトニンの分泌量を抑制し、就寝に向けた夜間(夕方)は、光刺激を抑え、メラトニンの分泌量を促進することで、自然な眠りを誘い、生体リズムを整えることにつながります。サスペンションタイプ空間と天井2方向を照らす吊り照明です。シーリングタイプ天井に直接据え付けるタイプの照明です。

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