4 神奈川県横浜市の住宅街に建つ幼稚園。3棟の園舎のうち、老朽化したログハウス木造園舎の建て替えを行い、満3才児と５才児の保育室、調理室と遊戯室を計画しました。 保育方針は、あそびを媒介にして心、体、頭を育て、豊かな人間関係を経験させ、やってみようという意欲を育てること。そこで、子どもたちのあそびをつなげていく園舎をコンセプトに、園庭、ピロティ、屋外階段、テラスをひとつづきの空間としました。建物全体をめぐる動線計画によって点在する個々のあそび同士が交わり、あそびが発展していきます。解体したログハウスの材料をクライミング、迷路、ブランコといった遊具や、ベンチ、塀、サインにアップサイクル（再活用）しました。保育とあそびが曖昧に共存しながら互いを誘発する、オープンな秘密基地のような園舎となりました。園舎設計事例１あそび空間がループする園舎
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