近年、安全面への配慮から公園にある遊具が減り、気軽に足を運べるあそび空間が減少しつつあります。そこで注目されているのが、天候の良し悪しに左右されず安全に思いっきり体を動かすことのできる屋内空間です。限られたスペースを有効活用し動線を工夫することで、あそびながらに運動能力や空間認知能力が養われる空間を実現。親子でコミュニケーションを図ったり、大人は子どもの様子を見守りながら子育ての悩みを共有したりと、地域の多世代交流の場としての機能も果たします。巨大アミューズメントパークとは一味ちがう、小さなつながりとひとときが生まれる空間です。