発刊にあたって

弊社では、平成3年に幼児施設専門の設計事務所として一級建築士事務所を開設して以来、30年間で数多くの園舎設計を手がけてまいりました。そうしたノウハウをもとにしながら、本書は単に園舎設計の実績集ということではなく、「あそびの環境づくり」のコンセプトブックとして、これからの時代に向けた考え方や取り組みを広くご案内できるよう、実績園の取材やインタビューも交えて編集させていただきました。また、レイアウト・装丁とポスターでも、驚きとあそび心のあるデザインの実践を試みています。

本書の内容

１．ネットワークの統合力　〜最新設計事例を紹介
・回遊する3つの園庭で、たくさんのあそびをちりばめる
・園舎自体が駆け回れるあそびの場
・感性を育てる、アートや音楽があふれる園舎に
・自由なあそびを引き出す、キューブの小部屋がある園舎
・地域と育む、まちと繋がる園舎

２．ゾーンのプランニング力　〜各ゾーン設計時のポイント
・エントランス
・保育室
・乳児室
・遊戯室
・厨房・ランチルーム
・トイレ・水回り
・園庭

３．支える教育力　〜実践園インタビュー
・今こそ原点に戻るべき、その先に未来がある
・園づくりはまちづくり。地域と共に未来をつくる

４．未来のための協働力　〜藤森平司氏×弊社CEO 対談
・乳幼児教育とその環境づくりの 大切さをもっと知ってほしい

５．安全・安心の解決力
〜安全・安心のためのチェックポイント

2021年8月発刊　128ページ

書籍の配布について

本書は幼児教育・保育施設関係者の方に、無料で配布をしております。ご希望の方は下記フォームよりお申し込みください。
※本書の配布は幼児教育・保育施設関係者に限り、１施設１冊までとさせていただいております。また出荷までは数営業日程度の日数をいただいておりますので予めご了承ください。