独自のJQ安全規準

小さな子どもほど、危なっかしいから

子どもを対象にした安全基準の多くが、3歳以上を対象としていることはご存知でしょうか。でも実は、特に周囲の大人の注意が必要なのは0~2歳児です。ジャクエツでは2004年に独自の安全規準「JQ遊具安全規準」を制定。幼児・児童のみならず、乳児も含め、各年齢層に個別対応したものづくりを行ってきました。

未来のキケンに先まわり

例えば、大型総合遊具の点検項目は70を超えます。「体がはさまる隙間はないか」「足をかけて登れてしまう突起はないか」「立った状態でかけおりられない工夫がされているか」「遊具の動線上に障害物はないか」など、子どもの手足の寸法やモニタリング調査をもとに、パーツのサイズ設計から、遊具を設置する園庭の環境にいたるまで、あらゆる事柄に対して点検項目を設けています。

安全は、すべてのはじまり

こうした「安全なこども環境への取り組み」は社会的にも評価を受け、2007年にはキッズデザイン賞の第1回にて栄えある大賞を受賞しました。あそびは未来をつくるもの。だからこそジャクエツにとって安全はすべてに優先される事項です。これからも安全規準の見直しや、不慮の事故やケガを防ぐための情報共有システムの構築、子どもたちの身体寸法の調査など、あそびを考える企業として事故を未然に防ぐことに全力で取り組んでいきます。

独自のJQ安全規準